treatment
歯茎の再生治療
歯茎の再生治療とは?
歯周病が原因で、歯槽骨とよばれる歯を支えている骨が減ると、それに伴い歯槽骨を覆っている歯茎も一緒に下がってきます。歯茎が下がることで、見た目が悪くなることはもちろんですが、虫歯や歯周病になり易く、知覚過敏の原因にもなります。
この下がった歯茎を、昔のように健康的な歯茎に戻す治療を「歯茎の再生治療」といい、当院では積極的に行っています。
下記の写真は、歯茎が下がり長くなった歯を、元の長さに回復させた当院の症例です。
いかがでしょうか。歯茎が元通りになっているのが分かります。
次章では、歯茎の再生治療をどのような手順で行っているかご紹介いたします。
歯茎の再生治療に
おける治療手順
ここからは、歯茎の再生治療における治療手順を簡単にご説明いたします。
Step 1歯肉の採取
上あごの奥歯の内側から移植する歯肉を採取します。
Step 2歯肉の移植
移植する箇所の歯茎を切開し、その中に採集した歯肉を入れます。
Step 3歯茎の縫合
歯肉を採取するために切開した歯茎は2週間程度で元通りになり、移植された歯茎はおよそ1ヶ月程度で傷跡がなくなり、周囲の歯茎と区別がつかない自然な状態になります。
以上、治療手順を説明してきましたが、これだけ見ると簡単な治療のように思えます。
ですが、歯茎の再生治療を行っている歯科医院が、全国でも数えるほどしか存在しないのは、この治療がいかに難しいものかを物語っていると言えます。
全国の歯科医院になかなか普及しない原因は、以下の三点が要求されるためです。
- 解剖学や生理学などあらゆる学問に精通
- 豊富な治療経験
- 圧倒的な縫合のスピード
非常に高度な技術や知識が必要とされるため、全国でもごく一部の歯科医院でしか再生治療が行われていないのです。
後述しますが、当院ではトレーニングを積み、治療経験が豊富な医師が担当するため安心して治療を受けられます。無料相談も行っておりますので、お悩みの方はいつでもご相談ください。
次は、歯茎の再生治療に
おける当院の考え方についてご紹介したいと思います。
歯茎の再生治療に
おける当院の考え方
考え方1
前述しましたが、歯茎の再生治療では非常に高度な技術や知識が要求されます。
そのため、専門的なトレーニングを積んだ再生治療のエキスパートが治療を担当します。
痛みもほとんどなく、手術自体はすぐに終わりますのでご安心ください。
考え方2
歯茎の再生治療では歯茎を切開するため、通常であれば歯肉を移植した箇所に縫合した跡が残ってしまいます。左の写真では、縫合した箇所は腫れあがり、治療を受けたことが分かります。
一方、右の写真は当院のものですが、どの箇所を治療したのか分からないかと思います。当院では、審美性に特に気をつけ工夫を凝らしていますので、このように傷跡が残ることはほとんどありません。
考え方3
歯茎の再生治療では、身体への負担が大きい全身麻酔ではなく局所麻酔で行うのが通常です。もちろん、手術中に痛みを感じることはありません。
しかし、局所麻酔なので意識がはっきりとしているため、手術中の物音や会話が全て聞こえてしまい、緊張や不安を感じてしまうことがあります。
希望される方には、「静脈内鎮静法」とよばれる、全身麻酔に近いにも関わらず身体に負担の少ない麻酔を行います。
この方法を利用した患者様のほとんどが「気づいたら終わってた」とおっしゃいます。
もちろん、副作用や後遺症などありませんのでご安心ください。