column
インタビュー
河野理事長が
大切にしたい
"ポリシー"は
どのようなものですか?
「歯の健康を第一に考えた治療」を行うことですね。
つまり、歯を長持ちさせる治療を行うことが当院のポリシーです。
当院には、「やり直し治療」を求めて美容歯科から当院へ転院されてくる患者様が後を絶ちません。
なぜなら、異常なほど頬がぱんぱんに膨れ上がったり、高額な治療費を払って手に入れた綺麗なかぶせものがすぐに外れてしまい、美容歯科ではそれをどうしようも出来ないためです。
なぜそのような症状が出るかと言いますと、詳しいことは美容歯科の落とし穴を読んで頂きたいのですが、必要不可欠な治療工程を美容歯科では省いているからであり、美容歯科の行っている治療は本当にひどいものでしたね。
そのような患者様を診る度に、「丁寧な治療を徹底的に行う必要がある」という想いが強くなっていき、精密治療に不可欠なマイクロスコープを当院でも導入したりなど、「歯の健康を第一に考えた治療」をより徹底するようにしました。
マイクロスコープを導入してまで丁寧な治療を行っている歯科医院はまだまだ少ないので、この基準の高さを歯科業界でも一般的にしていきたいですね。
最後に患者様への
メッセージを
お願いします。
それは、「患者様と本当に向き合った歯科医院で受診すべき」ということをお伝えしたいですね。
美容歯科では、患者様を集めるために多額の広告費をかけている関係で、短時間のうちにどれだけ多くの患者様にかぶせものを入れられるか、が求められてきます。そのため、「綺麗な歯を入れたから終わり。その後の面倒は見ませんよ」となっている所が非常に多いのです。
どんなに綺麗な歯を入れたとしても、治療終了後から始まる定期的なメンテナンスを怠っていては歯がすぐにダメになってしまいます。
メンテナンスは収益にあまり繋がりませんが、それでも「患者様のために」と、真剣に向き合ってくれる歯科医院こそが、患者様のことを考えた良い歯科医院だと言えます。
このような歯科医院を探すのは大変かもしれませんが、ぜひ生涯の付き合いができるかかりつけ医を探していただければと思います。
歯科技工士になられた
きっかけは何ですか?
小さい頃から美術や図工などモノづくりが好きだったんです。ですので、将来は受注生産の仕事に就きたいと考えていました。
それまでは漠然とモノづくりの仕事をしたいというようにしか考えていなかったですが、たまたま読んでいた雑誌に歯科技工士が紹介されていたんです。
その記事を見た瞬間、「生涯携わりたい仕事はこれだ!」と、ピンと来たのを覚えています。
「運命とはこのようなことを言うんだな」と感じましたね。(笑)
どのような時に
やりがいを感じますか?
院内に職場がある訳ではありませんので、直接患者様から聞くことはできませんが、先生方からいただく電話で「あの患者さん、喜んでたよ!」という言葉を聞けた時に、この仕事をやっていて良かったなと感じますね。
精密審美会さんには、美容歯科から転院される患者様が多く、そのような患者様は歯科医院選びで一度失敗しているので、お作りするかぶせものに対して非常に厳しい目でチェックされます。ですので、少しでも期待にそぐわないかぶせものであればご指摘を頂くこともしばしばあります。
患者様の期待に応えるためにも、仮歯を装着した段階で、患者様と何度も打ち合わせをし、希望の歯の形や色などについてお聞きします。
そのヒアリングで得た情報を元に、左右対称のかぶせものにしたり、自然な色合いを出したりなど、非常に細かい所まで気を配ってかぶせものを作っています。
治療で失敗したことのない患者様と比較して厳しい目でチェックされているので、その患者様に喜んでいただけた時の嬉しさは何とも言えませんね。(笑)
その瞬間のためにこの仕事を続けていると言っても良いと思います。
最後に患者様への
メッセージを
お願いします。
治療途中に関わらず、歯の色や形など不満に思うことがあればぜひ仰って下さい。
河野理事長や林院長は「患者様の期待に応えたい」と考えていらっしゃる方です。他院ではよくありがちな「患者様の話を聞かない」ということは決してありません。
私自身も患者様に満足して頂きたいと考えていますので、そのための努力を惜しむことは致しません。どんなことでも遠慮なくぜひ言って下さい。
当技工所では、他院が難しいと言われているものでも対応できる体制を整えています。
これまでも多くの患者様に満足して頂けました。
他院では満足できなかった方がいましたら、ぜひ精密審美会にお越しください。
みなさんの歯をお作りできることを楽しみにしております。